グラフトレスインプラント治療とは?
メリットやデメリット、治療方法について
目次
「骨の量が少ない」人へのインプラント治療の選択肢

歯科インプラントは、インプラント体(人工歯根)が顎の骨に結合することで失った歯を補うことができる治療法です。
そのため、一般的な歯科医院では「骨量が少ない(薄い・不足している)ので、インプラントは難しい」と診断を受ける患者さまもおられます。
そのような患者さまにおいても「グラフト術式」または「グラフトレス術式」を用いることで、骨量が少ない方もインプラント治療が行える場合があります。
グラフトレス・インプラント治療とは

“グラフト”とは、骨量が少ない人に用いる骨移植や骨造成(骨再生治療)のことを指します。つまり「グラフト術式」とは、骨移植や骨造成を用いる治療法のことです。
そして「グラフトレス術式」とは、グラフト(骨移植や骨造成)レス(行わない)、すなわち骨移植や骨造成を用いずに安定したインプラント治療を行うことです。このような方針をグラフトレスコンセプトと言います。
グラフトレスインプラント
治療の特徴
(メリット・デメリット)

グラフトレスインプラント治療の
メリット(利点)
グラフトレスインプラント治療の最大の特徴としては、患者さまの身体的・精神的・費用的なさまざまなご負担を軽減できる「低侵襲なインプラント治療(MI*インプラント治療)」であるという点です。
グラフトレスインプラント治療が適用できる場合、骨造成の手術を受けずに済ませることができるため、治療期間の短縮・手術回数や費用の軽減・治療による身体的ダメージを限りなく低減・グラフト手術に伴う感染リスクをなくせるなど多くの利点が挙げられます。
※MI治療の「MI」とは「Minimal Intervention(ミニマル・インターベンション =最小の侵襲)」の略。国際歯科連盟が唱えた概念です。可能な限り痛みや刺激をおさえたダメージの少ない、本当に悪い部分だけを修復することをコンセプトとした治療法のことを指します。
グラフトレスインプラント治療の
デメリット(注意点)
グラフトレスインプラント治療は、希望される全ての患者さまに対して行えるというわけではありません。
患者さまのお口の状態によっては、骨移植・骨造成を用いた「グラフト術式」によるインプラント治療をおすすめする場合もあります。
また、グラフトレスインプラント治療を的確に行うには高度な診断力と治療技術を要するため、どこの歯科医院でも受けられるというわけではありません。歯科医の経験や技術、信頼性をしっかりと見極める必要があります。
グラフトレス・
低侵襲インプラントの
種類や特徴について

インプラント傾斜埋入
インプラント治療における傾斜埋入とは、インプラント体(人工歯根)を斜めに埋入する術式のことです。垂直にインプラントを埋入するには骨の高さが不足しているケースなどに用いられる方法です。
適応には一定の条件がありますが、骨移植・骨造成などのグラフト治療と比べて骨質の良い箇所を選択して利用するため、初期の安定性が良く、治療期間の短縮や身体的負担を軽減しつつ治療を行うことができます。
ショートインプラント
ショートインプラントとは、骨内埋入8mm以下のインプラント体(人工歯根)を用いた治療です。
以前は長いインプラント体ほど安定性が高いと考えられてきましたが、近年の研究ではインプラント体を埋入してから3~6ヶ月程度経過し骨と完全に結合すれば、インプラントの長さは大きく影響しないことが分かってきています。
ただし、ショートインプラントを適応するには一定の条件があります。患者さまのお口や骨の状態、噛み合わせなどの条件が整っている場合に選択肢の一つとなります。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーとは、インプラントと入れ歯を組み合わせた治療方法です。インプラント義歯とも呼ばれます。
歯を失った箇所に、片顎(上顎または下顎)2〜6本のインプラントを埋入し、その上にアタッチメントというパーツと入れ歯を取り付けて使用します。
インプラントを固定源とすることで安定性が高まり、通常の入れ歯でよく聞かれるような「噛みにくい・外れやすい・痛い」などの問題の解消が期待できます。
インプラントAll on 4
(オールオンフォー)
オールオン4(All on 4)治療とは、最少4本のインプラント体のみで片顎(上顎または下顎)全部の歯を入れる(支える)ことができるインプラント治療法の一つです。
オールオン4治療の最大の特徴は、インプラントの埋入本数を必要最少にできる点にあります。
オールオン4は、片顎(上顎または下顎)あたり最少4本のインプラント体(人工歯根)のみで、前歯から奥歯まで一体となった人工歯をしっかりと固定できる治療システムです。
これにより、全部の歯を失っている場合も、通常のインプラントよりも治療にかかる費用や期間、身体への負担を軽減することが期待できます。
インプラント治療を
諦める前に
(インプラント相談の
ご案内)

東京のインプラント専門家医/歯医者「渋谷ハプラス歯科」では、患者さまの立場で様々なご要望に誠実に、丁寧な治療でお応えしています。そうして、これまでも多くのインプラント治療に関する相談・依頼を頂いております。
当院のインプラント相談では、まず診察とカウンセリングを行います。ここで治療の内容から期間、その後のメンテナンスまで、一連の流れもお伝えします。もちろん費用に関しても明確にご提示いたします。
必ず事前にお見積りを提示し、無理な請求などは行いません。どうしても予算内に治療費が収まらない場合は、何とか及第点に達するような治療の選択肢を患者さまと一緒に探していきます。
インプラントの「治療費」で
お悩みの方へ
患者さまの中には「インプラントは治療費が高いと聞き一歩踏み出せません…」という方もいらっしゃるかと思います。インプラントは一部の治療を除き保険適用外の自費診療となります。
高度な外科手術を伴うために、保険適用の入れ歯やブリッジと比べ高額になりがちです。
したがって、インプラントが最善の選択なのか、治療期間やその効果、メンテナンス等を治療前に患者さまご自身が納得できるかどうかが重要です。
まずはしっかりカウンセリングで費用はもちろん治療の内容、期間などを事前に把握し、納得してから決断されることをお勧めします。
︎渋谷駅徒歩3分、
平日21時まで診療
当院は新宿・池袋駅徒歩1分、渋谷駅徒歩3分・北千住駅徒歩4分の場所で、平日21時まで診察を行っております。
お仕事をされている方、遠方から来て頂く方にも通いやすくなるように、そして患者さまの負担ができるだけ軽くなるように、立地と診察時間を考えました。
最先端の医療設備、プライバシーが守られる個室の治療空間を整え、スタッフ一同、患者さまとの信頼関係を何より大切に丁寧な診療でお応えしております。
まずは気軽にご来院いただき、実際にご覧になられてみてください。
ハプラス歯科 グループ医院
(2025年2月現在)
- 池袋ハプラス歯科 東口院
- 新宿ハプラス歯科
- 池袋ハプラス歯科 西口院
- 渋谷ハプラス歯科
- ハプラス歯科北千住
東京のインプラント
専門家医/
歯医者
「ハプラス歯科」総院長

︎木村 隆寛 Takahiro Kimura
経歴
2005年 | 国立新潟大学 歯学部卒業 |
2009年 2011年 2012年 2017年 | IDC新宿院長 IDC横浜院長 池袋ハプラス歯科院長 池袋ハプラス歯科総院長 |
学会・資格
- 日本口腔インプラント学会
- 歯周内科学会
- 日本顎咬合学会
- 豊島区歯科医師会
- 国際インプラント学会認定医(Academy of International Advanced Implantology)
- 米国インプラント学会認定医
(The American Dental Implant Association) - 国際インプラント学会
(ICOI&IPS member) - ドイツ口腔インプラント学会
(DGZI member) - Advanced Implant Surgery & Prosthodontics 修了
- Anterior Esthetic Implant Prosthodontics
修了
数多くの症例実績から実感すること
木村Drとハプラス歯科のチームは、ここ5年間はインプラント治療のみに専念し、月に少なくとも50例の手術をおこなってきました。
多い時で100例ほどです。積算すると今までに4,893症例のインプラント外科を経験し、8,839本以上※の歯をインプラントにより再生させてきたことになります(※2012年7月14日~2018年12月27日)。また、付随してセラミック歯は10,000本ほど製作してまいりました。
これは調査機関データによると、日本国の歯科医師平均の10倍以上の症例経験になります。
そして10年間での治療実感から申しますと、歯がなくなってお困りの方の治療選択としては、確かに費用の面での障害はありますが、よく噛めて長持ちするインプラントでの機能回復が間違いなくベストであると私は感じています。